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植物患者様の声

症例報告

30代女性 医療事務 不妊治療
不妊治療に鍼灸がいいと聞き、初めてだが受けてみたいと来院される
出生時に腹壁破裂があり手術をしている関係で、自然妊娠が難しく現在体外受精を行っている
来院までに2回移植したが妊娠には至らず、まだ凍結卵があるので次の周期でもう一度移植をする予定
その他の不調は少ないが、便秘と頭痛が現れやすく、生理痛も2日目までは重い時もあるそう
手術歴や生理時に黒いレバー状の塊が出やすいなどの症状もあり、お血の改善を意識して治療を行っていく
2週に1度の間隔で治療をし、3回目の治療後に移植があったが結果は陰性だった
その後転院し、初診から3か月後に採卵。今回は胚盤胞まで受精卵を培養し凍結できたそう
この頃には肩こりの自覚はあるが頭痛が出るは減り、生理時に黒いレバー状の塊が出ることもほとんどなく、生理痛も1日目に少しある程度になっていた
1周期とばして採卵から2周期目で移植、その後の検診で初めて陽性判定がでた(初診から5か月後)
その後も無事に胎児の心拍も確認でき、不妊クリニックを卒業し産婦人科に通院している
現在も妊娠中のケアや安産に向けて、2週に1の間隔で治療を継続している
40代女性 言語聴覚士 膝から下の足の重さ・むくみ、立ちくらみ・めまい、息切れ
足のむくみが強く、重だるい感覚が強いと悩み来院される
仕事の後など、夕方になると靴を履くのがきつくなる程にむくみが悪化する
階段などですぐに息切れをしてしまうのも改善したいとの事
また立ったり座ったりで立ちくらみする事が多く、生理時にはめまいもあるそう
既往歴として下肢静脈瘤があるが、診断を受けてから特に治療はしていない
むくみを改善させる事で足の重さも軽減できると考え、治療は水分の代謝を良くするように行っていく
以前に貧血の診断を受けた事もあるようで、立ちくらみやめまいは血虚の治療をしながら様子をみていく
1週間に1度の間隔で3回治療をし、足の重さはかなり少なくなった
むくみはまだあるが、靴を履くのがきつくなる程には悪化はしなくなったとの事
息切れや立ちくらみはまだ続くが、症状は軽くなっているそう
その後は2週間に1度の間隔で3回治療し、息切れや立ちくらみもほとんどしなくなった
現在も月に1度程度は来院され、症状が悪化しないように治療を続けている
30代男性 会社員 頭痛・のぼせ、背中・腰の張り
以前から鍼灸の治療は受けていたが、転勤があり通えなくなったのでと当院へ来られる
頭痛が頻発するのが続き、週の半分くらい頭痛を感じている
またのぼせやすく、頭がボーっとすることも多い
背中や腰や痛みではないが張っている自覚あり
脈を診ると胃の気が乏しく、季節の変わり目や環境の変化での負担が大きくでるのではないかと考えられた。実際季節の変わり目に体調を崩す事が多いそう
他の症状を良くしていくためにも、治療はまず胃の気を整え、体自体のエネルギーを補う事から始めていく
1回目の治療から1週間後に2度目の治療
この間の1週間では頭痛は1日しか感じなかったが、ボーっとするような頭の重さは感じていた
背中や腰の張りはそれ程大きな変化を感じられなかったそう
1週間に1度の間隔で治療を続け、3回目~4回目の間は頭痛なく1週間過ごす事ができた
背中や腰の張りは取れてきていたが、左の肩甲骨周辺の硬さが局所的に残っている
現在も同じ間隔で来院されているが、治療後4~5日すると頭がボーっとしてくることが多い
頭痛が出ない週も増えてきたが、更なる改善を目指していく
40代女性 事務 首の痛み・右腕のシビレ、動悸・立ちくらみ、腰痛
知り合いからの紹介で来院される
首の痛みが最も気になる症状ではあるが、いろいろ不調があって全身を診て治療してほしいとの事
7年前に頸椎ヘルニアを発症し、それから肩こりが悪化すると首に痛みがでるようになった
立ち上がる時に首がギューっと詰まるような感覚があったり、1年程前からは右腕にシビレが出たりと日によっても症状は違う
腰は何度かぎっくり腰を経験し、慢性的に痛みはあるそう
動悸や立ちくらみは更年期の症状だと病院で言われていて、数年前から漢方薬とプラセンタ注射を併用して治療している
脈診や腹診をすると、交感神経の過緊張の特徴がみられたので全身の緊張を抑えるような治療からしていく
2週後に2回目の治療。1回目の治療後も痛みは続いていたが、動悸や立ちくらみは少なかったそう
2回目も自律神経を整える治療を多くし、前回より炎症を軽減できるように治療を行う
2週後の3回目の治療。2回目の治療後は体にだるさが出たが、翌日にはなくなった
首から肩のコリは感じるものの、以前に比べると痛みが軽減しているとのこと
腰痛はひどくはないが、慢性的に鈍痛は残っている
その後は月1回程度の間隔で治療をしているが、首の痛みは強く出る事はあまりなくなった
腰痛は日によって波があるが、治療を受けてから2~3週くらいは調子が良い日が続くようになってきている
40代女性 主婦 不妊症、冷え性
2年ほど前から不妊症に悩みクリニックにも通っているが、少しでも卵質が良くなればと来院される
不妊治療は徐々にステップアップしており、現在は体外受精まで行っている
前回の採卵では凍結卵ができず、次の周期(1か月後)に採卵の予定
凍結卵ができれば、次は顕微授精で胚盤胞まで培養するつもりだとの事
また不妊治療を始めてから橋本病と診断され、現在はホルモン値が正常になるよう薬で治療中
冷え性は昔からで手足が冷えやすく、基礎体温(特に高温期)が少し低め
卵質を高めるためにも、血流を良くし冷えを改善できるように治療していく
また腎虚の(東洋医学で生殖の関わる力が弱くなっている)所見も診られたので、それを補う治療も行う
1週間後に2回目の治療。治療後は眠気が出てよく寝られたとのこと
初診時には言い忘れていたようだが、寝つきもあまり良くなく、夜中に1・2回起きてしまう事もあるそう
1週間~10日に1度の治療を3回行い、採卵。結果は2つ採卵でき、どちらも胚盤胞まで育ち凍結卵にできた
ただ甲状腺の数値が上がってしまい、すぐに移植ではなく数値が良くなるまで治療をしてから移植を考えているとのこと
4回目の治療からは移植に向けて体の状態を良くしていく事と、甲状腺の負担を軽減させていくような治療を行う
10日前後の間隔で6回治療し、甲状腺の数値も良くなったので移植することができ、その後の検診で陽性判定がでた(当院の初診から4か月半)
年齢的にも不安だったそうだが、無事に妊娠することができとても喜ばれていた
30代女性 パート勤務 頭痛、首・肩のコリ、疲労感
慢性的に首・肩のコリを感じていたが、最近は毎日のように頭痛があるので来院
お子さんの夜泣きがひどく、夜は何度も起きているとの事
また腹診ではどの部位にも痛みを感じるため、交感神経の過緊張状態がみられる
治療はまず交感神経の緊張を緩め、その後首や肩の硬さがとれるよう行う
2回目の治療までは時間が空いたが、1回目の後は頭痛が出ない日もあった様子
ただ肩コリは感じ、時間の経過とともに頭痛も再発してしまったそう
お仕事と家庭の都合で2~3か月に1度くらいの間隔でしか来院できていないが、治療を受けると体の軽さ、痛みの軽減を実感できるので時間がとれる度に治療を受けに来られている
途中子供をの抱っこが原因でか左腕に痛みが出たが、それは1度の治療で軽くなり、その後は重たい感じはあっても痛みは再発せずに過ごせている
20代女性 会社員 左臀部の痛み、生理痛、不妊治療
2週間くらい前から左のおしりが痛くなり、なかなか治らないので来院
今までも生理周期のタイミングで痛みが出る事はあったが、今回は長く続いているとの事
また生理痛も重く、現在不妊治療中なので一緒に診てほしいと希望される
生理周期のタイミングで今までも痛みが出ている事を考え、婦人科系の負担や血(けつ)に関する治療を先に行い、その上で臀部や腰の治療をしていく
2回目は10日後に来院され、左臀部の痛みは徐々に改善されていたそう
また数日後に婦人科に行く予定で、引き続き生理トラブルが解消できるように治療もしていく
その後しばらく間隔があき、半年後くらいに来院
前回の治療後に妊娠することができ、今回はお腹が大きくなってきたことで腰痛が再発したとの事
治療をして腰痛はよくなったが、手のしびれや不眠など、今まではなかった症状が現れている
今後は安産に向けて、できる限り体の状態を良くするよう治療を継続して行う
70代男性 マンション管理員 左肩の痛み・上げづらさ、慢性的な鼻炎
2か月ほど前から左肩に痛みを感じ、徐々に上にあげるのも辛くなってきたので来院
既往歴として10代のころから側弯症があり、長い時間歩いたりすると首や肩、腰の痛みがでやすい状態が続いている
また慢性的な鼻炎もあり、調子が悪くなるとノドにも痛みがでやすいとのこと
側弯は筋肉の硬さやシビレなど、様々な症状につながる事が多いので、側弯による負担を軽減させながら肩の動きや痛みの改善を目指して治療をしていく
1週間に1度の間隔で3回治療を行い、4回目に来た時には肩の動きはよくなり、痛みの範囲も狭くなってきた
また気圧の変化や季節の変わり目になっても、ノドの不調などは出ていないそう
その後も3回治療を続け、コリは感じるものの痛みはほとんど消失できた
現在は肩の痛みではなく、慢性的な腰痛や肩コリ、体調管理もかねて治療を続けている
40代女性 事務 めまい・貧血、生理時の腰痛、肩こり
1年ほど前から子宮筋腫が大きくなった影響なのか、生理時の出血が増え、めまい・貧血を伴うようになった
生理痛は軽いが、生理周期に合わせて腹部の張りが強くなるので来院される
子宮筋腫は10センチ以上になっており病院では手術も勧められたが、できる限りしたくないとの事
また仕事のせいか長年肩こりに悩んでおり、生理時は腰痛もあるそう
まずはめまい・貧血の症状を改善できるよう治療し、次回生理時の反応を見ながらその後の方針を決めていく
2回目の治療の後生理があったが、出血は以前より少なかったとの事
めまいと言うほどではなかったが、立ちくらみのような症状は残るそう
10日~2週間の間隔で治療を続け、5回目の治療後に再び生理あり
今回は腹部の張りは感じたが、ほとんど立ちくらみも含めてふらつきはなかった
この時は今までの生理時にあった黒っぽい塊のような経血もほとんどなかったとの事
東洋医学でいう「お血」の反応が改善された事により、生理トラブルに伴うめまい・貧血の症状もよくなっていった
現在も生理時に少し腰痛が出ているのと、肩こりの改善のため2~3週の間隔で治療を継続している
生理周期による腹部の張りも、ほとんど自覚ないくらいまで少なくなっている
50代女性 保育士 首・肩のこり、腰痛、更年期の症状
首・肩は慢性的にこりが強く、特に左側に痛みを感じやすい状態が何年も続いている
マッサージや整体には定期的に通っていたが、前日に急に腰が痛くなり鍼灸をしてみようと来院
また毎日ではないが、ホットフラッシュや動悸といった更年期の症状も現れている
血流の悪さや腹動(腹部にある拍動・これが強いと心因性の症状が現れやすい事が多い)の強さが感じられたので、それらの負担をとるような治療から始めて首肩のこりを緩めていく
1回目の治療後、翌日にだるさが出たがその後スッキリしたとのこと
ただ仕事をして疲れてくると、またこりが強くなってくるそう
最初に比べると動作での痛みが少なくなっていので、2回目も同じように治療を行う
1週間~10日の間隔で治療をし、4回目には治療後すぐに首肩のゆるみを感じられるようになった
痛みを感じる頻度も少なくなったが、1週間仕事をすると重さ・こりは感じるそう
ホットフラッシュや動悸といった更年期の症状はいつの間にかなくなっており、忘れてしまえるくらいになった
また以前は季節の変わり目などに風邪をひいていたが、治療を受け始めてからは体調を崩すことがなくなってきている
現在も定期的な治療を続け、慢性的な症状の改善を目指している