不眠症
不眠症とは
上手く寝る事ができない、眠りが浅く起きてもスッキリしない、日常的に睡眠薬などの薬を飲んでいる。
このような症状で悩まれている人はいませんか?
厚生労働省の睡眠に関する調査では、自分が不眠気味だと感じている人は5人に1人の割合でいるとされ、年齢に関わらず多くの人が悩んでいる症状です。
不眠症は①寝つきが悪い「入眠障害」、②ぐっすり眠れない「熟睡障害」、③何度も目が覚めてしまう「途中覚醒」、④朝早くに目が覚める「早朝覚醒」、⑤目覚めが悪い「覚醒障害」の5つに分ける事ができますが、どのタイプでも自律神経のバランスが崩れている事が原因となります。
そもそも寝るというは、睡眠と覚醒を体内時計が自然と調整し意識せずにできる仕組みです。
一般的には体内時計は起きて日の光を浴びると動きだし、15~16時間後には眠気を感じるようになっています。
しかし自律神経の乱れがあると体内時計が正常に働かず、上手く寝る事ができなくなるので不眠症になってしまうのです。
自律神経の乱れを引き起こす原因としては、仕事や家庭でのストレス、急激な気温の変化などの季節的要因、うつ病などの精神疾患、更年期障害など様々な要因があげられます。
当院の取り組み・治療
不眠症患者の多くは寝られない事自体がストレスとなり、そのストレスで更に症状が悪化するという悪循環を抱えています。
その為病院では睡眠薬や安定剤などが処方され、一時的にでも寝られる状態を作る治療が行われています。
しかし薬は体に負担をかけますし、不眠症自体を治している訳ではありません。
当院では自律神経を調整する治療と、それぞれのお体に必要な治療で薬に頼らないでも寝られる状態を目指していきます。
例えばイライラしやすい人は「肝」の気が滞っている事が多く、過労やストレスが多い人は「腎」の力が低下し心の陽気を抑制できずに眠れなくなります。
不眠症の中には体は疲れているのに眠れない人もいますが、これは「脾」の力の低下が原因となっている事が多いです。
これらの症状に合わせた治療をする事で、より早期に不眠症を改善させていく事ができると考えています。
不眠症でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談下さい。
ご予約はお電話の他、ネット予約からも受付けています。